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雨の美術館というのも
なかなか乙な雰囲気でよろしいですな
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こちら、岡崎美術博物館です。

開催中の展覧会「重要文化財・重要美術品,ここに集結! 浮世絵の美-平木コレクション特別公開」 | 岡崎市美術博物館ホームページ
折角近く(車で1hのところを近くというのもどうかと思うんだけど、隣の市だからねー)での開催なので観に行ってきました。

台風襲来の前日で、風がそんなに強くないとはいえ、雨は結構降ってたので来場者はまばらでした。
ですが、天気と立地のことを考えると(中央総合公園内なんだけど・・・車でないと行けない大変に辺鄙な場所でね・・・)なかなかの人数が来ていたと思います。

立派な建物にオサレな展示の仕方でした。これでもっとアクセスが良ければ人も来やすいだろうになぁ。
145点の展示でしたが、この数、多いように見えてすごく少なく感じる!
絵師が多いからですよね、有名どころでも5枚か6枚の展示数だったので、ちょっと物足りなかったです。でも、普段あまり名前が挙がらない絵師がいたのは良かったですね。写楽的な作風の人は結構多かったんだなー。

こういう浮世絵展があると、いつも一番うぉぉおぉスゲ~~ってなるのが、
何故か「鈴木春信」です。一番好きなのは歌川国芳なんですけどね・・・
印刷でどこまで表現できるか、というのにものすごく拘ってるのが見えるので、ついつい絵に顔を近づけて観てしまいますね。雪とか綿とか着物の模様とかすごいよ、一見の価値ありですよ。
幕末の絵師の細部への拘り方もとんでもないですけども。

そうそう、今回の展示には国貞がなかったんですよね。
この展示では「重要美術品・重要文化財のみ展示」だそうなので、大量にありすぎて重要類じゃないってことなのか?!
余計に今度の日曜のシティスパーク後に行く国貞展が楽しみになりました。

 スパークのスペースも無事取れてるので、お知らせはまた後ほど。
 今月NT発売後のイベントだから、それに関して何か描けることがあったらいいなー。


で、
この平木コレクションから猫の浮世絵ばかりを集めた「にゃんとも猫だらけ展」てのが
色んな美術館・博物館で開催されているのですね。
そして、今回の岡崎での浮世絵展も平木コレクションからだったので、同じところからということで
物販に、猫だらけ展カタログのようなものが置いてあったのですけども
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・・・なにこの同人誌的なタイトルロゴ・・・誰がつくってんコレ・・・
中のレイアウトは普通にちゃんと書籍してましたし、収録されている絵も普段見かけないものが多くてすごく良かったのですが、このだっさいタイトルロゴだけは頂けないですわ・・・
再版するときはタイトルロゴをもうちょっと書籍らしくしてほしいです。

しかし色々なところで色んな展示をやってるので、美術館博物館は面白いですね。
西尾市で広重絵の展示をやってるらしいから(以前になんでも鑑定団で出てたものじゃないかと)それも観に行きたいなー。広重ブルーと言われるだけあって、今回観た広重絵も青色がすごく綺麗でした。



Top▲ | by gobupuri | 2014-10-05 19:10 | 外出の話 | Trackback | Comments(0)
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